マラソン ランニング

スポーツ観戦のマナーについて

世界陸上2019ドーハ大会、100m準決勝でサニブラウンがスタートの号砲が聞こえずにスタートを出遅れたというレースがありました(写真:共同通信)。

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原因は何かわかりません。確かにサニブラウは一番遠いレーンだったのでそれば影響したのか?しかし隣の選手はスタートを切れていたので本当に号砲が適正だったのか、それは分かりません。号砲が僅かに小さかったのか。。。

トップレベルの大会でもいろんなことがあるのだなと改めて思った、そんな試合でした。

 

この一件で思い出したことがありました。

それはスポーツ観戦の時に応援です。

僕たちが観戦する大半のスポーツはプロを含む一流選手のスポーツです。スポーツ、特にプロスポーツは観て楽しんでもらうものではありますが、それぞれの勝負は真剣勝負です。プロの選手たちは相手(敵)の僅かな動きや仕草を見ながら対戦をしているはずです。

 

そんな時、観客の応援はどのように影響しているのでしょうか。よく、インタビューでは観客の声援が力になった、というコメントを聞きます。では果たして、試合中どんな時であれ熱狂的な応援がプロスポーツ選手達にとって本当に力になるのでしょうか。時には静かにしておいて欲しい、声援が大き過ぎて、勝負に影響が出るということもあるのではないでしょうか。

 

僕は実は阪神タイガースのファンです。

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一般に阪神タイガースのファンは熱狂的で、おかしいくらいだとよく言われます。球場に行ったことももちろん何回もあります。が、個人的には応援団の応援は好きではありません。応援の声を届けるという意味では、声を出したい気持ちがよく分かりますが、応援団は応援するためだけに来ていいて、試合は見ていないことが多いのではないかと思います。僕は、プロの勝負は応援よりもプロの駆け引きをじっくりを観たいと思っている派です。阪神(だけではないでしょうけど)の応援団は、試合はそっちのけでひたすら応援(僕にとっては巨大は雑音)をしているのです。

声援が大き過ぎて、野球(サッカーも)でプレイに支障をきたしたことも過去、1度や2度ではありません。本当に応援したければ、一流選手の駆け引きを楽しんで欲しいと思っています。

 

今、ラグビーのWCが開催されていますが、そもそもラグビーの試合はうるさい声援はありません。観客はプレイを観に来ているのであり、太鼓やラッパと訳のわからない応援歌で応援するようなことはしません。もちろん一つのプレイが終われば声援はします。でも基本はプレイを観ているのです。

 

スポーツの中でもプロは興行ですから、いろんなカタチがありますが、競技によって観客の応援と選手の関係性が違うのだと思います。走り幅跳びのような個人競技は、観客の応援(拍手・手拍子)が選手を後押しするようです(悪魔でも試合を観る限りの感想です)。マラソンなども沿道からの声援が選手を勇気付けることもあると思います。同じ個人競技でもアーチェリーやゴルフなどは集中している時に観客は声や音を出さないようししているものです。

競技によってはある程度観る側も弁えている所もある一方で応援=声援=大声を張り上げる=それが必ず力になる=だから試合は見なくても只管応援する、という図式には疑問があります。スタジアム(球場)に来ているのですが、最低でも試合を観て欲しいです。試合を観ないのなら、ウチでテレビ観戦していればいいのではないでしょうか。

 

種目、選手によって様々だとは思いますが、スポーツ観戦のあり方について考えてみても良いのではないかと思います。