マラソン ランニング

音楽について話すこと

音楽が好きだ。好きなのは洋楽全般。ポップス・ロックのカテゴリーでは年代的に70年前後が好きだ。年代で分けるのは難しいが、結果的に好きな音楽はその辺りに集中している。

70年前後と言うと、Beatlesの解散とWoodstockが大きな話題だろうか。僕のヒーローたちと言えば、Beatlesから始まり、King Crimson, Eric Clapton, Jimi Hendrix, Janis Joplin, Grateful Dead, Little Feat, The Band, Doobie Brothers, Jackson Browne, Dr. John, Leon Russell, Allman Brother Band, Delaney & Bonnie, CSN&Y, CCR, Tower of Power, Chicago, BS&T, Jeff Beckなど。まだビジネスとしての音楽というよりも、伝えたメッセージを伝える手段としての音楽、または、純粋に音楽好きだからやっているというような時期だったと思う(とは言え、Beatlesはかなり商業的だったが。。。)

僕の中での興味対象の音楽の舞台は大半がアメリカだった。American Rockには少しCountry & Westernの要素が入っていて、それも好みで心地よくもあった。時折聴こえる、バンジョーフィドルマンドリンの音色が音楽にスパイスを与えていたような気がする(それが嵩じてDavis Grisman, Vassar Clements, Bill Monroe, Doc Watson, Leo Kottke辺りまで漁っていたが、さすがにBluegrassは深すぎて入り込めなかった)。

70年前後というと日本は歌謡曲全盛時代で、美空ひばり北島三郎都はるみ淡谷のり子等演歌系や村田英雄、三波春夫など浪曲謡曲系(?)、或いは何系とは言えないが藤山一郎、または小川知子由紀さおり夏木マリなどアダルトな歌謡曲南沙織フォーリーブスなどアイドル系歌手やグループが日本の音楽界を賑わせていた。テレビではオーディション番組から若い歌手たちが続々誕生して始めてきた頃。70年中盤というと山口百恵郷ひろみ辺りまでだろうか。

実は当時歌謡曲が嫌いだった。子供の頃から洋楽を好んで聴いていて、子供なりに音楽の「出来」がなんとなく違うと感じていたのだ(単なる西洋かぶれかもしれないが)。洋楽には音楽の字の如く、楽しい音と心をウキウキさせるビート感があった。これはBeatlesの映画の影響が大きいと思う。A hard days nightやHelp!で楽しそうに演奏してい姿がとにかく印象的だったのだ。

どんなに歌謡曲を聴くまいと思っていてもテレビやラジオから自然に流れて来るので、知らない訳ではないのだが、特に演歌、ムード歌謡、四畳半フォークの類はその手の音楽が聴こえるとテレビやラジオを消して聞かないようにしていた。僕にとってはその手の音楽は総じて「ジメジメして暗く、かっこ悪いもの」で、そんな音楽に慣れると自分が「ジメジメして暗くてかっこ悪くなる」と思っていたのだと思う。でも、本当は自分が「ジメジメして暗くてかっこ悪い」から、そんな風に思っていたのだろう。

謡曲全般を避けていたのだが、暗くはないがアイドル歌謡も嫌いだった。これは親の影響がかなりあると思っている。僕の親はアイドル歌謡やドリフ(今でいうバラエティー)、漫画(テレビも雑誌も)の類を、全て「くだらない」の一言で一蹴していたのだ。お陰で、テレビのアニメや子供向けのドラマなどは殆どリアルタイムで見たことがなく、同世代の人との話は全く合わない。漫画雑誌も殆ど読んだことがなく、こちらの話題にも付いていけない。音楽も歌謡曲が全く分からない。

70年前後の洋楽が好きと言っても、知っているのは極限られた領域だ。実は最近になって自分がアマゾンプライム会員だということに気づき、アマゾンミュージックを聴き始めた。そこには自分が通過していなかった数々のアーチストの作品がある。今になって聴いているのはJames Taylor, Carly Simon, Carol King, Jor Cooker, Van Morrisonなど。これらの人たちのアルバムがダウンロード出来る。まだまだたくさんありそうで実に楽しみだ。

日本の音楽では時代を遡って探しながら聴くことは無いのだが(笠置シズ子と初期の美空ひばり吉田拓郎は遡ってみた)、洋楽は相変わらず、時代を遡って楽しんでいる。そしての遡る時代とは大体が70年前後なのだ。